寿スピリッツ PROJECT

商品開発からSNS運用まで。
一気通貫したブランド戦略で、
企業の成長を後押しする。

設立以来、10年以上の付き合いのある東証一部上場企業の製菓メーカー「寿スピリッツグループ(国内17社・海外2社)」。弊社内に専属チームを設け、経営層、営業、企画、店舗、SNSから上がってくる鮮度の高い情報をタイムリーに共有し、Observe(観察)、Orient(状況判断)、Decide(決断)、Act(実行)のOODAを二人三脚で担っています。新規ブランドの商品開発からSNSプロモーションの運用まで、インハウスの広報戦略室のような関係性を構築し、寿スピリッツグループの成長を後押ししています。

PHASE 01

「新しい東京土産をつくりたい。」「つくりましょう!」

寿スピリッツグループは、60年以上の歴史を持つ菓子メーカーです。鳥取の土産菓子の製造からスタートした同社は、日本各地のギフト菓子メーカーを買収し、新たにブランドをつくることで事業を拡大。フィールドを全国に拡げ、それぞれの地域に根差したお菓子づくりを行ってきました。そんな同社とザッツ・オールライトとの関係がはじまったのは、2010年に寿スピリッツ社が企画・販売を専門に行うシュクレイ社を東京に設立したタイミング。お客様からの紹介がきっかけでした。『新しい東京土産をつくりたい。』という経営者からのオーダーのもと、シュクレイ社のパートナーとして、商品開発からネーミング、ロゴ、パッケージ、制服、店舗デザインなどのトータルブランディングを実施。イチ消費者として、自分たちが本当に買いたいと思えるような商品を目指しカタチになったのが「東京ミルクチーズ工場」です。シュクレイ社としての初ブランドであり、ザッツ・オールライトにとっても、製菓業界の初プロジェクトでもありました。

PHASE 02

半年にひとつのペースで、新規ブランドをプロデュース。

確かな味と世界観を持った売場づくりが評価された「東京ミルクチーズ工場」は、国内外の空港、百貨店、商業施設へと急速に店舗を増やしていきました。同時に、シュクレイ社への期待値も高まり、新規ブランドの出店要請も増え、既存ブランドを拡げつつ、新規ブランド開発を同時並行で進行する状況に。「メープルマニア」、「バターバトラー」、「GENDY」、「フランセ」、「キャラメルゴーストハウス」など、シュクレイ社と共に約半年にひとつのペースで新規ブランドをプロデュース。オンラインにおける顧客接点も、ブランドごとに露出の在り方・アプローチ方法を策定し、SNSの企画運営も同時進行で担いました。設立当時、約7億円の売上高だった同社は、2018年には約100億円突破にまで拡大。社内と社外という垣根を超えて、製造や販売の現場にも入り込む。単発商品の関わりではなく、企業全体の成長を見据えたブランディングを担うパートナーとして、今後も、さまざまなブランドを立ち上げていく予定です。