関ヶ原石材
天然石の価値を再編集し、
新たな市場を生み出す
地球が何億年もの歳月をかけて育んできた、ひとつとして同じもののない天然石。建築資材として広く活用される一方、その美しさや個性が語られる機会は多くありませんでした。創業75年、大型建築を支えてきた関ヶ原石材。天然石と長年向き合ってきたからこそ、石そのものの魅力を、もっと多くの人へ届けたい。そんな想いから、これまでとは異なる市場への挑戦が始まりました。
唯一無二の個性を、選ばれる理由へ。
ご相談いただいた当時、関ヶ原石材の売上の多くは、大型建築案件が占めていました。安定した基盤を持つ一方、さらなる成長に向けて、新たな顧客層との接点をつくることが求められていました。そこで、石材への深い理解や調達力、加工技術といった強みを活かし、建築家やデザイナー、施主に向けて天然石ならではの魅力を伝えるブランドを構想しました。
こうして誕生したのが、ラグジュアリーストーンブランド「KISEKI」。天然石一つひとつの個性を引き出し、関ヶ原石材が選び抜いたコレクションとして体系化しました。コンセプト策定からショールーム開発、ブランドツール、PRまで一貫して手掛け、KISEKIを関ヶ原石材の自社ブランドとして育てていきました。

ブランドから、企業の可能性を広げる。
KISEKIを起点に、石の魅力をさらに届ける活動が生まれています。カリモク家具、鈴野浩一氏(トラフ建築設計事務所)とともにつくった企画展「いとしき きといし」では、約60種の石と木を一堂に集め、天然素材の魅力や新たな組み合わせを提示しました。
さらに、柳原照弘氏(Teruhiro Yanagihara Studio)との大阪ショールーム開発では、光と影によって石の表情を引き出し、素材そのものの質量や存在感を体感できる空間をつくりました。異なる分野のクリエイターとの協働を通じて、石の新しい使い方や表現の幅を提案しています。
プロジェクトの成果は、企業理念の開発やコーポレートブランディング、展示会企画、支店開発など、企業全体の価値を高める活動へとつながっています。大型建築の石工事を牽引してきた関ヶ原石材が、新たな顧客層と自社ブランドを力に、総合石材企業としての基盤を築いていく。今後見据えていくのは、天然石の価値を高め、石材業界全体を活性化していくこと。ザッツ・オールライトは、ブランドから事業、企業、そしてその先の業界まで、ともに未来を描くパートナーとして、関ヶ原石材の挑戦に伴走しています。






